月のイラスト 「2011年7月」
夏に向かって、キラキラキンキンした色で賑やかに彩りたかったのですが、 はしゃぐ気持ちが自分の中に足りなくて、大人しめに仕上がってしまいました。 色味が戻らないのは、しばらくは仕方のない事、なんだろうなあ。
なくしたものの数を数えたり、壊れたものの愛しさを問うたり。 それでも、今持っているものや、これから得るものの数を数えていきたい。 まだ、やり残した事が在るのだと。 まだ、やれる事が残っているのだと。 歩き出すのに時間が掛かるのなら、そこで座って空でも眺めていると良いよ。 この先の道に、標を建てて置いてあげられるから。 今年の花火が中止になっても、見た火はずっと覚えて居られる。
英訳は、「迎える立場で居れるなら」。 |