デンカラのトップ絵

ひみつのあとがき

「スズのほし」ホシハナ

よく見つけましたね。おめでとう。

ネタバレもあるので、最後にゆっくりどうぞ。

この頃、下地に色を付けて、古めかしい空気を出すのに凝っていたので、

その雰囲気で一作描いてみようと思ったもの。


これまでの作が、文先行だったのに対し、

虹色サファリでは絵が先行しています。

文は後付け。

なので、文に対する比重がとても軽く仕上がっています。

当たり障りの無い、共感性のある言葉を選んだつもりです。

深読みしようと思えば、深読み出来るテイストなのは、そのせいです。

それだって、受取手の経験や感情で「深く」読めるというだけで、

僕が何かを伝えようとか、そういうのとは違うと思います。


もし、この言葉達に感じる所が在るとすれば、

それは読み手の貴方の豊かさなのだと、僕は言いたい。


そういう文の付け方をしてみました。


文はあっさりめですが、相変わらず描くのに時間を掛けてます。

絵には時間を割くのが性分の様です。

特に下地があると、掛かる時間は単純に倍になるので、

じっくり取り組んだ感があります。


お気に入りは、「こんやも、うちゅうのゆめをみる」の一文。

これに絵を付けたくて、結果仕上がった一作でもあるのですが、

楽しんで貰えたら、とても嬉しいです。


さて、最後におまけのカバー絵でもご覧ください。

「虹色サファリ」カバー絵。

Thanks!

And God bless you!

「表紙ページ」へもどる