完成日 2010.1.25
画材 ケント紙に水彩
サイズ 25.7×36.4cm
子供の時に、「ダイヤモンド」だと言いつつ集めたガラスの粒や、
キラキラ光るボタン、整った木の実、ちょっと特別な感じのする貝殻。
そういったモノを小さな小箱に入れて、大切にしていた記憶があります。
誰にだって、そんな宝物が在るのだろうと思います。
例え、それが他人から見たら、どんなにガラクタじみて見えても、
大切さという点では、他の誰にも推し量れない価値があるだろうと。
本物の宝石よりも、縁日で買って貰ったプラスチックの方が、
ずっとずっと価値の在る存在だったりするのですから。
そういう気持ちを忘れたくなくて、
安っぽいながら大切にしていたものを描いてみた次第です。